英語学習の鉄板 最重要構文540 文法解説 #4

英語学習の鉄板 最重要構文540 文法解説 #1 英語学習
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今回の解説範囲:37~43 It is ~ that …の強調構文

前回に引き続き解説範囲はIt is ~ that …の強調構文です。
目的語が長い時にとりあえずitで代用して、後から説明する方法です。

本では37~43の構文が対象です。
また著作権があるのでランダムで文章の一部を変えています。
必ず本を購入してから参考にしてください。

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瞬間英作文の教材として英語上達完全マップでは第3ステージに位置する【入試英語】最重要構文540。
吉ゆうそうさんの著書大学受験の鉄板教材です。
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なかなかハードですがスピーキング力はめきめき上達します
文法などを解説していますので、学習のお供に利用してください。

瞬間英作文のルール

立ち位置を忘れないために毎回残します。

ルール①:簡単な分を数多く作る
ルール②:スピード・滑らかさを重視する
ルール③:暗記しようとしない
ルール④:決めた部分は1日1周する(マイルール)

大学受験者用ではなく瞬間英作文の思考回路を作るために忘れてはならないことです。
英語上達完全マップを知らない方のために載せておきます。

37~43 It is ~ that …の強調構文

強調構文はその名の通り、it is ~ thatの間に強調する物を入れることで、伝えたいことを強調する。
it is thatを取り除いても文章が成立する(it is thatは後付けだから)のが特徴。
時制が過去の場合は it was ~ thatとなる。
~に入るのは主語、目的語、代名詞、副詞であり、動詞や形容詞を強調することはできない。

It was not until I visited New Zealand that I realized how small Japan was.

It is ~ that …の強調構文
~にはnot until I visited New Zealandが入り、ニュージーランドに行って初めて分かったんだよ!って言いたい。

not until ~
~して初めて。Only whenで置き換え可能。
文頭に出た場合倒置が起こるが今回はit wasの強調構文により倒置は起こらない。

I realized
I realized (that)で次に続くSV~の節が分かったという意味。
過去形なのは時制の一致。

how small Japan was
how 形容詞 S Vの感嘆文。どんなにSがVなのか!
what a 形容詞 + 名詞の場合もある。what a small country Japan wasとか。

It was only when I met her that I realized her true intention.

It is ~ that …の強調構文
~にはonly when I met herが入り、彼女に会って初めてさ!って言いたい。

only when ~
~して初めて。not untilで置き換え可能。
~した時という副詞節をonlyで強調し<まさにその時に>というイメージ。
文頭に出た場合倒置が起こるが今回はit wasの強調構文により倒置は起こらない。

It is not what you read but how you read this that counts.

It is ~ that …の強調構文
強調構文の中にNot A But B 構文が入っている。意味は<AではなくB>。

what you read
whatは関係代名詞。what=the thing(s) whichで~すること、~するものという意味。
今回は<あなたが読んだ物>という意味。Not A but B のAにあたる。

how you read this
あなたがこれをどの様に読んだのか。Not A but B のBにあたる。

When was it that you first met him?

When was it that
もともとはit was <時間 = when> that ~でいつ?という疑問視whenの疑問文なのでWhenを文頭に置く。
When it was that~となるが強調構文での疑問文はbe動詞を通常通り前に出すため、When was it that~となる。

It is not so much the heat as the humidity that makes us tired.

It is ~ that …の強調構文
強調構文の中にso much A as B <AというよりむしろB>が入っている。

not so much the heat as the humidity
日本語訳すると暑さというよりむしろ湿気となるが、単純に暑さじゃなく(= not so much the heat)て湿気なんだよ(= as the heat)と考えればよい。
not so much A as B の言い換え表現は
B rather than A
more (of) B than A
英語は言いたいことが先に来るのでBなんだ!Aではなく。という表現がB rather than Aとmore B than Aで、Aじゃないんだ!Bなんだよ!って言いたいのがnot so much A as B。
(と個人的には理解している)

makes us tired
make O C:OをCの状態にする。
tiredは疲れた、しんどいという形容詞。
tireは疲れさせるという動詞でその受動態だから…と考えるよりtiredはしんどいという形容詞と覚えた方が早い。
-edで~させるの受動態と考えられるものは大体最初から形容詞として覚えたほうが早い。
surprised, amazed, pleasedなど。

It is they who are to blame.

It is they who
強調するものが代名詞の場合はwhoを、人以外の場合はwhichとしても良い。
実際はIt is them that (who)の様にtheyという主格ではなく、目的格 (you, me, them, her, him)で表す文章をよく見る。

are to blame
be動詞 + to不定詞で義務や命令を表す。
be to blameで非難されるべきである、という意味。

What is it that makes him think that way?

What is it that
When was it that
と同じ考え方。今回の疑問詞はwhenではなくwhat。

make him think that way
使役動詞のmake。make O V で(強制的に)OにVさせる。
O = him
V = think
でthinkは通常の動詞なので目的語にthat wayを取っており、結果としてmake him think that wayとなる。

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