今回の解説範囲:31~36 Itを仮目的語にした構文
前回に引き続き解説範囲はItを仮の目的後にした構文です。
目的語が長い時にとりあえずitで代用して、後から説明する方法です。
本では31~36の構文が対象です。
また著作権があるのでランダムで文章の一部を変えています。
必ず本を購入してから参考にしてください。
瞬間英作文 第3ステージ 最重要構文540
瞬間英作文の教材として英語上達完全マップでは第3ステージに位置する【入試英語】最重要構文540。
吉ゆうそうさんの著書で大学受験の鉄板教材です。
実際は構文の定着という意味で受験生だけでなくすべての英語学習者におすすめできる一冊です。
なかなかハードですがスピーキング力はめきめき上達します。
文法などを解説していますので、学習のお供に利用してください。
瞬間英作文のルール
立ち位置を忘れないために毎回残します。
ルール①:簡単な分を数多く作る
ルール②:スピード・滑らかさを重視する
ルール③:暗記しようとしない
ルール④:決めた部分は1日1周する(マイルール)
大学受験者用ではなく瞬間英作文の思考回路を作るために忘れてはならないことです。
英語上達完全マップを知らない方のために載せておきます。
31~36 Itを仮目的語にした構文
主格や目的各のitは分の形をスマートに整えるための仮置きです。
I found it hard to make myself understood in English.
found it hard
find O Cの第5文型。O=Cという関係が成り立ち、意味は、OがCだと分かる。
make oneself understood
イディオム。make O CでOをCの状態にする。
自信を理解される状態にする=自分を理解してもらう
in English
手段のin。
We often hear it said that the Japanese are good workers.
hear it said
近く動詞のhear。今回はitとsaid(受動態)の関係なので、itがsayされる(=said)。
それが言われるのが聞こえる=耳にする
the Japanese
日本人を意味する時は「the Japanese」で表す。日本人という意味なので集団名詞。
なので動詞はare。
the+形容詞は「~なもの、~のこと」という抽象名詞になるとも捉えられる。
I make it a rule to take a walk for an hour every morning.
make it a rule to
イディオム。make O CでOをCの状態にする。それをルール化している。
take a walk
散歩をする。イディオム。
for an hour
継続した期間を表すfor。<どのくらいの期間続いたか>を表現したいときはforを使う。
duringだと<どんな期間か>を表す。
例えばduring summar=夏の間という期間を示す。
every morning
毎朝。this, every, next, tomorrow, yesterday などの語がつくときには in, onなどの前置詞は必要ない。
I will see to it that everything is ready for her departure.
will
意志のwill。
see to it that
see to A でAする様に気を付ける。itを仮目的語にして詳細をthat以下で説明している。
everything is ready for
verythingは単数扱いなのでbe動詞はisで受ける。
be ready for AでAの準備が整っている。イディオム。
I’d like to make it clear that I won’t change my mind.
I’d like to
I would like to doの省略形。
I’d like to = want toをより丁寧にした表現。(よかったら)~したのですが。
make it clear that
make A clearでAを明らかにする、はっきりさせる。make O C:OをCの状態にする。
itを仮目的語としてthat以下でその内容を説明している。
I won’t change my mind
won’tはwill notの短縮形。このwillは意志のwill。それを否定して私はchangeしないぞ!という意思を強調している。
change my mindで考えを変える。イディオム。
He takes it for granted that what is new is better than what is old.
takes it for granted that
take A for grantedでAを当然の事と思う。
今回はAが仮目的語のItになり、詳細をthat以下で説明している。
what is new
whatは関係代名詞。what=the thing(s) whichで~すること、~するものという意味。
what is new is better than what is old
比較級。A is better than BでAはBより良い。
今回はA = what is new (新しいもの)で、B = what is old (古いもの)。
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