下げろ!尿酸値!|3ヶ月で8.4から6.9まで下げた方法(1)

尿酸値を下げる!高尿酸血症を改善|短期間で尿酸値を下げた方法お役立ち(生活)
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今回は健康診断で尿酸値8.4と診断され、3ヶ月後には6.9まで下げた方法を紹介します。

不健康だった体も今では健康そのものです!
結果として

得られたもの

1.心身の健康
2.引き締まった身体
3.自信

が得られました!

尿酸値を下げる!高尿酸血症を改善|短期間で尿酸値を下げた方法

身体も健康になりましたが、加えて精神的にも健康になったのでやはり心身の健康は大切だと痛感しました。

というわけで『脱・高尿酸血症への道』の始まりです。

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高尿酸血症に至った経緯

10まる。
10まる。

健康診断で尿酸値が8.4…
高尿酸血症状態。いつ痛風になってもおかしくない。どうしよう?

10まる子。
10まる子。

うーん、痩せる?食事抜く?
とにかく健康にならないと。

10まる。
10まる。

運動面倒くさい、好きな物食べたい、食事制限いやだ!!

10まる子。
10まる子。

…(怒)

まずはどのような経緯で尿酸値が急上昇したのか説明します。

1年前の健康診断では尿酸値 6.4 だったものが急に 8.42.0 も急上昇しました。

尿酸値の経緯
  • 1年前
    健康診断:尿酸値 6.4
  • 在宅勤務で運動が激減
  • お菓子を食べる頻度が増える
  • 今回
    健康診断:尿酸値 8.4

    終わった…

お分かりの通り、原因は完全に運動不足とお菓子の食べ過ぎです。
ちなみに体重は増えていませんでした。

尿酸値を下げるためには?

では、尿酸値を下げるためにはどうすればいいのか考えてみました。

尿酸値が高くなる原因は「体内で尿酸が作られすぎたり、不要となった尿酸が体の外に排泄されなくなるから」です。

そして、その 尿酸の元はプリン体だと分かりました。
そしてこのプリン体は何と、 約80%は体内で作られ約20%は食事から摂取されます。

色々調べると結論としては・・・

色々調べた結論

尿酸値を下げるためには体の中(血液中)から尿酸を減らせばよい
1.そのためにはプリン体の摂取を抑えること
2.尿酸をおしっこからじゃんじゃん出すこと
3.痩せること

そして、血液から尿酸をへらすためには、ダイエットが結論となりました。

血液中の尿酸量 = 肥満で増加するプリン体量

この結論に至るまではこちら。

尿酸値を下げるための考え方

では、本題に入ります。

どうやって尿酸値を下げたのか?

メイン作戦はズバリ、痩せることです。

いや、それが出来たら苦労してないし・・・という声が聞こえてきます。

おっしゃる通りです。
ではなぜ痩せることが大事なのか、また、どうやって楽して痩せるのか、ここが重要になってきます。

まず痩せることがメイン作戦なのはなぜかを説明します。

なぜダイエットが効果的? ①高尿酸血症を理解する

さきほども書きましたが、 尿酸値が高くなる原因は、体内で尿酸が作られすぎたり、不要となった尿酸が体の外に排泄されなくなるからです。

そして血液中の尿酸値が7.0 mg/dlを超える高尿酸血症と呼ばれます。

高尿酸血症中は、その名前の通り、血液中に尿酸がたくさんある状態です。
これの何がいけないのでしょうか?

高尿酸血症になると何が問題?

① 尿酸が結晶化して体中に沈着し始める ⇒ 痛風や尿管結石
② 高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病や慢性腎臓病を合併しやすい

尿酸値 7.0 mg/dlとはどういう状態か?

これは尿酸が血液中で結晶化し始める濃度、つまり血液にもう尿酸が溶けない状態です。
塩水を思い浮かべると分かりやすいと思います。

塩は水に溶けますが、全く溶けなくなった状態を飽和といい、その時の水を飽和食塩水といいます。
血液では水=血液、塩=尿酸となっています。

尿酸値を下げる!高尿酸血症を改善|短期間で尿酸値を下げた方法

そのため、尿酸値 7.0 mg/dlより上の高尿酸血症の人が尿酸値を下げるためには、

血液中の尿酸を排出させて尿酸が血液に溶ける状態にする
その状態を維持して沈着した尿酸の結晶を血液に溶かしつづける
③ 体中の尿酸の結晶が全て溶け切ってから初めて血液中の尿酸値が下がり始める

②の期間中はずっと尿酸値は7.0以上です。
のため高尿酸血症の治療には時間がかかるのです。

なぜダイエットが効果的? ②プリン体は80%が体内生産、20%が食事摂取

さて、尿酸値の下がるメカニズムが分かってきたところで、尿酸値を下げる方法を考えます。

それは、体の中の尿酸を出し続けること、となります。

当たり前やん!と思うかもしれませんが、もう少し深く考えてみます。
血液中の尿酸量の出入りを見てみると簡単に言うとこうなります。

血液中の尿酸量 = 体内で産出される尿酸量 - 体外への尿酸排出量

ではここで、体内で産出される尿酸量とは何でしょうか?

そもそも尿酸とは?

尿酸は体内で「プリン体」という物質が分解されてできる代謝物のこと。
このプリン体は主に肝臓で分解され尿酸となり、一時的に体内に溜め込まれた後に尿や便として排泄されます。

10まる。
10まる。

…!!!
つまり、プリン体を摂取しなければいいんじゃないの!?

10まる子。
10まる子。

残念。プリン体は常に体の中で作られているのよ。
プリン体は運動したり臓器を動かしたりするエネルギー源なのよ。

10まる。
10まる。

そうか。簡単じゃないのね。

つまり、体内で産出される尿酸量 = 体内のプリン体量 という構図が見えてきます。

血液中の尿酸量 = 体内で産出される尿酸量 - 体外への尿酸排出量
  ⇓ ⇓ ⇓
血液中の尿酸量 = 体内のプリン体量- 体外への尿酸排出量

この体内のプリン体量とは、摂取するプリン体量と体内で産出されるプリン体量となります。

血液中の尿酸量 = 体内で産出される尿酸量 - 体外への尿酸排出量
  ⇓ ⇓ ⇓
血液中の尿酸量 = 体内のプリン体量- 体外への尿酸排出量
  ⇓ ⇓ ⇓
血液中の尿酸量 =(プリン体 摂取量 + プリン体 産出量)- 体外への尿酸排出量

そしてその割合は何と、約80%は体内で作られ約20%は食事から摂取となります。

下げろ!尿酸値!|3ヶ月で8.4から6.9まで下げた方法

この80%と20%という割合は非常に重要です。
どちらに重きを置くべきか、それはズバリ80%の方です。

つまり、どうプリン体を摂取しないか、ではなくどうやってプリン体の体内産出を抑えるかという作戦になります

それを追っていくと、ある結論に至ります。
それは・・・

尿酸値の原因はよくわかっていないけど肥満と大きく関係がある、ということです。

なぜダイエットが効果的? ③諸悪の根源は肥満

え?っとなりましたが、事実です。
プリン体を摂取しない、プリン体を多く含む食品は避ける。
色々ありますが、結局は何かわからんけど肥満と尿酸値は関係が深いようだ、という報告に辿り着きますw

尿酸値が高くなる原因は食べ過ぎや飲みすぎ、運動不足などによる肥満が原因であると言われ、痛風の患者さんの約60%には肥満があります。肥満になると、中性脂肪が尿酸の産生を促すため、尿酸値が高くなります。BMI25以上、または腹囲は男性85†、女性90cmの場合は注意しましょう。

一般財団法人 岐阜健康管理センターHPより

https://www.kanri.or.jp/article/2012/03/post_84.php

さてここで大事なことが分かります。
それは、

中性脂肪が尿酸の産生を促し、尿酸値が高くなる!!

もっと深く見ていくと、肥満の恐ろしさが見えてきます。

肥満の恐ろしさ

① 肥満は体内でのプリン体の合成を促進する
② 肥満は食べすぎによるプリン体の摂取増につながる
③ 肥満は尿酸の排泄低下を起こす

高尿酸血症の食事
高尿酸血症は何らかの原因によって血液中の尿酸が異常に多いものです。血液中の尿酸値が異常に高い状態が続くと、尿酸が関節(特に足の指)などに沈着して腫れ上がり、激痛(痛風発作)を覚えます。かつてはお金持ちの病気と考えられ「帝王病」「贅沢病」といわれていましたが、その発症に生活習慣が深くかかわる生活習慣病のひとつです。患者の...

つまり、最終的にはこのようになります。

血液中の尿酸量 = 体内で産出される尿酸量 - 体外への尿酸排出量
  ⇓ ⇓ ⇓
血液中の尿酸量 = 体内のプリン体量- 体外への尿酸排出量
  ⇓ ⇓ ⇓
血液中の尿酸量 =(プリン体 摂取量 + プリン体 産出量)- 体外への尿酸排出量
  ⇓ ⇓ ⇓
血液中の尿酸量 = 肥満で増加するプリン体量- 体外への尿酸排出量(肥満で低下)

何という肥満の恐ろしさ!

つまり、痩せることができれば自ずと、尿酸値も下がる可能性が高いということです。

実際どうやって楽して痩せたのかについての具体的な方法は次回ご紹介します。

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