こんにちは。10まるです。
今回はSDカードやmicroSDを買いたいけれど、何を買えばいいかわからない。。。
そんな方に適切なSD/micro SDカードの選び方をご紹介したいと思います。
メモリーカードの種類
メモリーカードには幾つか種類がありますが、主流はSDカードとmicro SDカードです。
・主に大型電子機器の外部記憶媒体として使用
・サイズが大きい
・データロック機構がある
・主に小型電子機器の外部記憶媒体として使用
・サイズは小さいが、付属のSD変換アダプタを使用することでSDカードとして利用可能
・データロック機構は無い
メモリーカードの選び方のポイント
注意点は3点です。
①容量
②容量
③メーカー
お勧めのメーカーは次の3つです。
SanDiskやSAMSUNG、Transcendなどが有名です。
購入後の品質確認も大切です。
①容量
カードには容量別に3つの規格があり、機器によって使用できるカードの種類が違います。
また、SD規格の機器ではSDHCやSDXCは使用できないため注意が必要です!
容量が大きいものを買えばOKではなく、適した規格の中で最大容量を選びましょう!
容量規格 | 名称 | 容量 | 使用可能規格 |
SD | Secure Digital | ~ 2GB | SD |
SDHC | High Capacity | 4GB ~ 32GB | SD/SDHC |
SDXC | Xtended Capacity | 32GB ~ 2TB | SD/SDHC/SDXC |
規格はここを見れば分かります。
基本的には大きいものを買えば問題はありません。
当然ファイルの容量にも依りますが、目安として512GBだと静止画で約64,000枚、フルHD動画で約21時間、4K動画で約15時間のデータが保存できます。
ただし容量が大きいと値段も高いので、あとは財布と相談ですね。
②転送速度
最後は転送速度です。
速度といっても2種類あり、1つがメモリーカードの情報を読み込む速度、もう1つがメモリーカードに書き込む速度です。
それぞれの表示は下記を参考にして下さい。
各数値は大きくなるほど高性能となっています。
全て高いものが一番いいのですが、相応の値段がかかります。
用途によって優先するといいと思います。
① 動画撮影を重視 ⇒「スピードクラス」
スピードクラスは動画撮影時の最低保証転送速度を表しており、数値がその速度を示します。
例えばクラス10なら10MB/秒以上を保証ということです。
動画の撮影は常にデータを書き込んでいるためこの値が低いとコマ落ちしてしまいます。
② カメラの連射を重視 ⇒「書き込み速度」
連射撮影においてこの数値が高いと、多数の連続撮影ができます。
またUHS(Ultra High Speed)クラスにはUHS-I、IIがあり、理論値ではUHS-I で最大 104MB/s、UHS-II で最大 312MB/sのデータ転送が規格化されています。
ただ実際には読み書き時の最低データ転送速度が10MB/s(UHS-I)、30MB/s(UHS-II)とクラス分けされています。
例えば下記のSAMSUNGのmicro SDならば最大書き込み速度は100MB/sと公開されています。
③ PCへの取り込み重視 ⇒「読み取り速度」
メモリーカードからPCへの転送を重視する方はこの値を参考に選びましょう。
例えば上記のSAMSUNGのmicro SDならば最大読み出し速度は90MB/sと公開されています。
④ スマホで使用 ⇒ 「アプリケーションパフォーマンスクラス」
これはアプリケーションの実行と保存に最低必要なランダムの処理速度の目安です。「A1」と「A2」の2クラスがあり、A2の方が高速にアプリケーションを実行できます。
購入時のおさらいとまとめ
さて、おさらいです。
①機器に適した規格を選びましょう
SD? SDHC? SDXC?
②次に容量を決めましょう
困った時は大容量で。
③最後に転送速度を決めましょう
読み込み重視なのか書き込み重視なのか、用途によって選択を。
さて、今回はメモリーカードの選び方についての紹介でした。
メモリーカード選びに困った時はレビューだけでなく、表示から自分に必要なメモリーカードを選択したいですね!
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